FP相談を申し込む前に確かめたい3つのこと|相談料の目安と、商品を売らないFPの見分け方(東京・オンライン)
2026/10/19
最終更新:2026年10月19日(記事内の料金は2026年10月時点)
銀行にいたころ、僕はお客さまに金融商品をご案内する仕事をしていました。相談は無料でした。でも振り返ると、お客さまのお金の行き先を決めていたのは、お客さまではなく僕のほうでした。FPに相談するとき、最初に確かめたいのは料金の安さではありません。その相談のお金が、どこから出ているかです。
この記事は、東京やオンラインでFPに相談したいけれど、「料金はいくらが普通?」「無料と有料、どっちがいい?」「売り込まれない?」と迷っている方向けです。
結論:料金より先に「その人の収入がどこから来るか」を確かめる
- FP相談には、無料のものと有料のものがあります。違いは料金ではなく、相談した人の収入がどこから来るかです。
- 無料の相談は、商品が売れたときの手数料で成り立っていることが多く、有料の相談は、相談料そのもので成り立っています。
- 申し込む前に確かめたいのは3つ。「金融商品を販売しているか」「1回目で何を持ち帰れるか」「前の相談者が、もう一度相談に来ているか」です。
FP相談の料金は、いくらが普通?
相談料は、事務所によって大きく違います。1時間あたり数千円のところもあれば、数万円のところもあります。決まった相場はありません。
金額だけで比べにくいのは、1回の相談で何をしてくれるかが事務所ごとにまったく違うからです。話を聞いて終わるのか、その場で数字を一緒に並べるのか、表や計画書まで作るのか。同じ「1時間」でも、持ち帰れるものが違います。
参考までに、当事務所の料金は次のとおりです(すべて税込・2026年10月時点)。
| メニュー | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| 個別相談 | 35,000円/回 | 60分。手元の現金は何か月分か、お金がいちばん重なる年はいつかなどを、その場で一緒に埋めます |
| ライフプラン表 作成 | 100,000円 | 面談2回。100歳までのキャッシュフロー表をお渡しします |
| 顧問契約 | 19,800円/月 | 月1回の面談とLINE相談。最低6か月 |
| Core Compass | 3,980円/月 | 毎月ひとつ、自分の家計で「こうします」を一行決める場所。最低3か月 |
無料のFP相談と有料のFP相談、何が違う?
無料の相談が悪いわけではありません。ただ、仕組みを知っておくと、話の聞き方が変わります。
無料の相談:商品が売れると収入になる
保険の代理店や、金融機関の窓口での相談は、無料のことが多いです。その代わり、保険や投資信託などの商品が契約されると、販売した側に手数料が入る仕組みになっています。相談の最後に、何かの商品の話になることが多いのはこのためです。
有料の相談:相談そのものが収入になる
相談料をいただく形のFPは、商品が売れても売れなくても、収入は相談料です。そのぶん、「買わない」「今はやめておく」という結論も出しやすくなります。
どちらを選ぶかは、あなたが何を決めたいかによります。入る保険がもう決まっていて、手続きを相談したいなら、無料の窓口でも十分です。そもそも何を、どの順番で決めればいいのか分からないなら、商品を売らない人に先に相談したほうが、話がまっすぐ進みます。
FP相談を申し込む前に、確かめたい3つのこと
1. その人は、金融商品を販売していますか?
ホームページや名刺に、保険代理店や金融商品仲介の表示があるかを見ます。分からなければ、申し込む前に「商品の販売はしていますか?」と聞いて大丈夫です。はっきり答えてくれる人なら、それだけで安心材料になります。
2. 1回目の相談で、何を持ち帰れますか?
「話を聞いて終わり」なのか、「数字を一緒に並べて、次にやることが1つ決まる」のか。相談の前に、持ち帰れるものを聞いておくと、料金が高いか安いかを自分で判断できます。
3. 前に相談した人が、もう一度相談に来ていますか?
その場で感じがいいことは、誰でも1回目には見せられます。でも、もう一度相談に来る人がいるか、知り合いを紹介してくれる人がいるかは、ごまかせません。相談した人が、自分でもう一度選んだという事実だからです。
申し込む前のチェック
- 相談料と、それ以外に費用がかかるかを確認した
- その人が金融商品を販売しているかを確認した
- 1回目の相談で何を持ち帰れるかを聞いた
- 相談で決めたいことを、1つだけメモした
- 家族と一緒に決めることなら、同席できるかを確認した
相談料が無料でも、どこかで誰かがその費用を払っています。払っているのが商品の手数料なら、話は商品に向かいやすくなります。
だから、比べるのは金額ではなく、その人の収入がどこから来るか。そして、1回目で何を持ち帰れるかです。
それが分かれば、無料か有料かは、あなたが決めたいことに合わせて選べます。
よくある質問
- FP相談の料金の相場はいくらですか。
- 決まった相場はなく、1時間あたり数千円から数万円まで事務所によって大きく違います。金額だけでなく、1回の相談で何を持ち帰れるか(話を聞くだけか、数字を一緒に並べるか、表まで作るか)を合わせて比べるのがおすすめです。
- 無料のFP相談は利用しないほうがいいですか。
- そうとは限りません。無料の相談は、商品が契約されたときの手数料で成り立っていることが多い、という仕組みを知ったうえで使えば役に立ちます。入る商品がほぼ決まっていて手続きを相談したい場合などは、無料の窓口でも十分です。
- 商品を売らないFPは、どうやって見分ければいいですか。
- ホームページや名刺に保険代理店や金融商品仲介の表示があるかを確認し、分からなければ「商品の販売はしていますか?」と申し込む前に聞くのが確実です。あわせて、1回目の相談で何を持ち帰れるかも聞いておくと判断しやすくなります。
- 東京のFPに、オンラインで相談できますか。
- 多くのFP事務所がオンライン相談に対応しています。当事務所(東京・秋葉原)は、オンラインを基本に、対面をご希望の場合は東京・神奈川・埼玉・千葉でお伺いしています。
銀行にいたころの僕の相談は、無料でした。でも、無料だったのは、お客さまが何かを買うことが前提だったからです。いまは相談料をいただいています。そのかわり、「今は何も買わなくていいですね」という結論を、まっすぐお伝えできるようになりました。
あなたがFPに相談するなら、最初に何を決めたいですか。その1つが言えれば、誰に、いくらで相談するかは、自然に決まってきます。
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売り込みは何もありません。
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