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教育費はいつ、いくらかかる?2026年最新データと「平均に怯えない」考え方

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教育費はいつ・いくら?2026年最新データと平均に怯えない考え方|秀FP事務所

教育費はいつ・いくら?2026年最新データと平均に怯えない考え方|秀FP事務所

2026/06/21

「教育費って、結局いくら必要なんだろう」——子どもが生まれると、多くの親がこの不安を抱えます。ネットで調べると「1人1000万円」「2000万円かかる」といった数字が並び、かえって不安が大きくなる。そんな経験はありませんか。

この記事では、まず教育費が「いつ」「いくら」かかるのかを2026年時点の最新の公的データで整理し、そのうえで元銀行員のFPとして、その平均額に怯える必要がない理由をお伝えします。

教育費は「いつ」かかるのか

お金の不安を減らす第一歩は「いつ」を知ることです。教育費は毎年同じ額がかかるわけではありません。幼稚園から高校までは、年間数十万円ずつ家計でやりくりできる範囲で推移することが多く、本当の山場は最後にやってきます。

そう、教育費のピークは「大学入学期」です。入学金と初年度の授業料がまとまって必要になり、受験料や引っ越し費用も重なる。つまり教育費の準備とは、「大学入学のその年に、まとまったお金を用意できているか」の勝負だと言えます。逆に言えば、そこさえ見据えておけば、過度に焦る必要はありません。

教育費は「いくら」かかるのか(2026年最新データ)

幼稚園~高校:文科省の最新調査より

文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」(2026年1月公表の訂正版)によると、学校教育費・給食費・学校外活動費を合わせた学習費総額の目安は次の通りです。

  • 幼稚園(3年間):公立 約56万円 / 私立 約104万円
  • 小学校(6年間):公立 約202万円 / 私立 約1,097万円
  • 中学校(3年間):公立 約162万円 / 私立 約430万円
  • 高校・全日制(3年間):公立 約155万円 / 私立 約315万円

この調査では、幼稚園からすべて公立で約596万円、すべて私立で約1,976万円という推計が示されています。公立と私立で3倍以上の差が出るのが特徴です(※大学・短大の費用は含みません)。

大学:4年間の費用の目安

教育費のピークである大学。2025年度の水準では、4年間の学費の目安は次の通りです。

  • 国立大学:約243万円(入学金約28万円+授業料 年約54万円×4年)
  • 私立大学・文系:約400万円前後
  • 私立大学・理系:約500万円超
  • 私立大学・医歯系(6年制):さらに高額

これに加え、自宅外(一人暮らし)になると家賃や生活費で4年間にさらに数百万円が上乗せされます。

結局、トータルでいくら?

幼稚園から大学まで通したときの、ひとつの目安をまとめます。

  • すべて公立+国立大学:約840万円
  • すべて私立+私立文系大学:約2,400万円前後

同じ「教育費」でも、進路によって1,000万円以上の差が出る。これが、教育費が「いくらかかるか分からない」と言われる正体です。

でも、その平均額に怯える必要はありません

ここまで数字を並べてきて、不安が増した方もいるかもしれません。でも、ここからが本題です。

「公立で約840万円」「私立で約2,400万円」という数字は、あなたの家庭の数字ではありません。あくまで全国の平均的な目安です。

教育費が怖いのは、金額が大きいからではありません。「上限」が決まっていないからです。世間の「最大値」を自分の家庭に当てはめて、青天井の不安に怯えてしまう。これが、多くの親が教育費に押しつぶされそうになる本当の理由です。

あなたの家庭は、本当に幼稚園から大学まで「すべて私立」を通りますか。多くの家庭は、公立と私立が混ざった、その家庭なりのルートを歩みます。だとすれば、怯えるべきは2,400万円ではなく、あなたの家庭が実際に選ぶルートの金額のはずです。「どこまで通わせるか」を決めた瞬間、青天井だった不安は準備できる有限の目標に変わります。

あなたの家庭の「教育費の地図」を、3ステップで

自分の家庭の必要額を出すのに、難しい計算は要りません。3つの数字を埋めるだけです。

  1. 一番お金がかかる年はいつか たいていは大学入学の年。お子さんがその年になる「西暦」を出す
  2. その年まで、あと何年あるか 今から準備に使える期間
  3. その年までに、最低いくら用意したいか 全額ではなく「最低ここは確保したい」というライン

たとえば、大学入学まであと12年、最低500万円を用意したいとします。すると——

500万円 ÷ 12年 ÷ 12か月 = 毎月 約3.5万円

「いくらかかるか分からない」という漠然とした不安が、「毎月3.5万円を積み立てる」という具体的な行動に変わりました。ポイントは全額を用意しようとしないこと。教育費は貯蓄だけでなく、児童手当、奨学金、2025年度から拡充された多子世帯への大学無償化制度なども組み合わせて備えるものです。

まず、お子さんが18歳になる年を数えてみてください

教育費の準備は「平均額」を調べることから始めるのではありません。あなたの家庭の「いつ」「あと何年」「いくら」を決めることから始まります。

今日できることがひとつあります。お子さんが18歳(大学入学)になるのは、西暦何年か。これを数えてみてください。その年が、あなたの家庭の教育費準備のすべての起点になります。世間の数字に怯えるのは、もう終わりにしましょう。

追伸
私は、特定の金融商品を売らないファイナンシャルプランナーです。教育費の相談でも、いきなり「学資保険に入りましょう」とは言いません。まず、ご家庭の「どこまで」を一緒に整理します。手段(商品)は、目的(いつ・いくら)が決まってから選ぶもの。順番さえ間違えなければ、教育費は怖くありません。

ご家庭の教育費の地図を一緒に描いてみたい方は、無料LINEで「お金の判断軸」を整える7日間プログラムをどうぞ。売り込みは一切ありません。

※本記事の金額は、文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」(2026年1月公表の訂正版)および2025年度の大学費用に関する公開情報に基づく目安です。最新の制度・金額は文部科学省等の公式情報をご確認ください。

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